英語学習で高度な英語力を身につけるには？英語はなぜできない？

必要な単語量は？

英語を第一言語とする成人したネイティブスピーカーは２万から３万語の語彙数があります。英語のネイティブスピーカーでも言語力の差があるため、一途に年齢で定めることはできませんが、こちらのリンクの年齢別グラフの中央値から判断するにおおよそ２万３０００から３万語が平均的な語彙数です。

もちろん、英語を使いこなすにはただ、語彙を知っていればいいというわけではなく、イディオムや表現も含まれます。また、単語を使って文章を正しく構築するには英文法の理解が必要不可欠になります。

英語を学ぶにおいて必要なものは主に３つ：リスニング能力、語彙、英文法です。

リーディングやスピーキング、ライティングなどはこの３つの能力の応用で基礎を固めなければ当然応用的な学習を進めることはできません

ネイティブに近づくのには中学英語が基礎になる。中学英語だけで英語はペラペラ、ではなくても４技能を相当使えるレベルまで上げられる

英語を学ぶのが嫌いになった人の多くは、英単語や英文法を覚えるのが苦手だから学習が継続しないという方が多いかと思います。残念ながら、幼少期の頃とは違い、文法という英語が成り立つルールを理解しなければなりません。

ビジネス英語でも日常会話英語でも、英語の基礎となり、正しく英語を運用できる能力は英文法と中学英語にかかっています。

文法を理解しなければ、英単語や熟語を知っていても文全体の意味を理解できず簡単な文も読めません。

英文法を学ぶ＝暗記と考えている方がただ多くいますが、理解する必要が不可欠です。文法を理屈で捉え、文を読む・理解するときは品詞と文の要素を理解する必要があります。

英文法を覚えるのではなく、理解するという観点において中学英語はとても良いスタートポイントだと思っています。英文は英語の文法ルールに沿って作られていて、ある意味暗号です。その暗号を解くヒントとなるのが、基礎文法や文の品詞・要素です。

市販の基礎から中学英語を学べる教材でもいいので、改めてbe 動詞や一般動詞、文の品詞や関係詞・接続詞、などについて改めて学習してみると良いでしょう。

英語を理解する上で基礎（土台）が必ず必要になります。中学英語が基礎になれば、徐々に英語を理解することができ少しずつ目標である高レベルな英語を読み書き、話すことができると思います。

のちに英語の文法基礎が最も生かされるであろう、長文読解やスピーキング、ライティングなどでも活躍してきますので、基礎を固めておいて悪いことはありません。むしろプラスに働くことが多くなり英語学習・習得において、のちに学ぶより難しい文法などが楽になります。

中学生・高校生や大学生向け：海外留学を視野に入れた英語学習

英語の試験対策塾に通うのは？

海外留学や進学を視野に入れている学生の方なら、留学する上で必要な特定の試験（TOEFL、IELTS、など）の勉強方法に戸惑っている方が多いと思います。現時点の点数と目標点との差が大きく、何をすればいいかわからないからとりあえず英語の試験対策や海外留学するために特定の塾に通う決断をする方もいると思います。

そのような英語の試験対策塾に通うことは、高額ではありますが、留学を希望する本人が授業前後に復習予習をすれば、短期間で効率的にスコアアップが可能であるというメリットがあります。また入塾以前の英語力にもよりますが、日本人生徒がつまづきやすい英語の４技能対策や勉強法について、独自で調べるよりより有意義な情報を得られる可能性もあります。

ここで注意が必要なのは「塾に通っている＝自動的に成績や点数が上がる」ということではありません。確かに成績や点数を上げやすい指導、プログラムを持っている塾が多くありますが、点数か上がるかは本人の努力次第です。

大切なのは、わからない箇所は先生に聞いたり、過去問で間違った箇所は間違えないように徹底的に分析・対策をし、苦手分野の克服を少しずつしていくということです。それを継続していけば必ず成績は良くなります。

英語の勉強が辛い！何から勉強する？

英語は英文法から！暗記するものだと思いがちですが、「なぜそうなるか」を追求し、パズル感覚で「文の要素」「品詞」を（時間はかかる作業ですが）調べながら長文や短文に触れていく。文法書にある例題文を暗記とまではいかないが、なぜこの文章はこういう意味を持つか理解するとより英文法を暗記という単純作業ではなく、楽しく学ぶことができます。

４技能の勉強方法がわからない！おすすめ　大学受験生や社会人・大学生向けの問題集やアプリ：

	学習する上での注意点	おすすめの本	おすすめのサイト・アプリ等	その他
文法理解リーディング	英検や 中学・高校・大学入試問題も活用すべし 復習が必要不可欠！わからない表現や文法事項等は毎日復習 文法を暗記、何故を理解するのが大事。品詞や節・句、文やカタマリとしての役割を理解。	【実践ロイヤル英文法】 市販の文法書（例：【総合英語Evergreen】、【マンガでおさらい中学英語】、【表現のための実践ロイヤル英文法】）	(英国英語）【LearnEnglish 英文法】 【スタディサプリEnglish】  【Polyglots】 【Johnny Grammar’s World Challenge】	【ジーニアス英和辞典】 新聞紙（ネットでも読める）Time, The Wall Street Journal , The New York Times, BBC, The Guardianなど  洋書（インプットを増やす） 【Duolingo】（語学学習サイト）
リスニング	英検や高校・大学入試のリスニングは原文があるので、わかりやすい ディクテーションと音読	【英語耳：発音ができるとリスニングもできる】 【キムタツの大学受験英語リスニング】 【くもんの中学英語リスニング】	【NHKゴガク】（語学講座）公式アプリ 英会話リスニング（日常会話が中心） 【Voicetube】	英会話教室・オンライン英会話 Duolingo （語学学習サイト）
スピーキング	発音に関しては、舌の位置や日英の発音の違いに着目 知ってる表現を使い、わからなければ言い回しでも可能！	【Nobu式トレーニング　話すための中学英語】 英検〇〇級リスニング対策本 【瞬間英作文（有料アプリあり）】	【英語発音ドリル　A to Z】 【スタディサプリEnglish】 【Speak English Converation】	There is no Magic.　英語学習・海外留学コミュニティの英語学習
ライティング	一番大事なのは論理的にわかりやすく書くこと 日本語（母語）の論理構成力や国語力も英語力に強く影響する ライティングの基礎構造を理解！ 意見 理由（2−３個）＋サポート具体例と説明 結論	【ここで差がつく！英語ライティングの技術】 【英語パラグラフライティング講座】 英検ライティングの過去問	【英文添削アイディー】 【Hinative Trek】	日記を英語で書く 音読 海外留学向け英文添削サイト

上記のような便利なアプリ・サイトもたくさんあります。どれがいいというわけではなく、それぞれの英語学習レベルや目標に合わせて英語を継続的に学んでいくことが大事です。中高で学んだ英語はネット上では役に立たないや無駄と揶揄されがちですが、基礎を固めるのは言語習得において大切で、基礎を怠れば英語力も伸びません。

著者の経験としては、学校で学んだ基礎英語力は今後、留学や仕事で高度な英語力を身につける基礎になります。学校教育で習う英語の単語力や表現力はネイティブには劣りますが、必要な言語として英語を構築する文法や語法は学校教育で身についています。英語で上司にメールや学校での課題提出等でどれほど表現力豊かな文章を作ろうと、長くて文法がめちゃくちゃなら相手に伝わりません。

学校の英語教育だけでネイティブレベルになれます。毎日英語に触れ続けていれば英語を母語とする人以上の英語力を身につけることは十分可能だと考えています。

Nisai Japanで英語を学び、英語で科目を学べる。不登校や学習障害の方でも自分のペースで学べる

ケンブリッジインターナショナルでは、５歳から１９歳まで一貫した教育プログラムを提供しており、英語・数学・科学・経済学などの英語でまなべ、科目知識を深めるだけではなく、各科目を総合して理解することも重視しています。英語を使用し高い論理的思考を身につけることができます。

例えば、学校にあえて通わないこととを選択した方でも、英語力がゼロから長期的に英語を学べ、授業はどの科目も午後からなので午前中や朝が苦手な生徒さんにも続けられる学習環境を提供するとともに、国際的な高校卒業資格を取得することで国内外の大学進学を視野に入れることができます。

完全オンラインのインターナショナルスクールNisaiの授業では、顔が見えないシステムを採用しています。授業中にはマイクとスピーカー、チャット機能、ホワイトボード機能などを使用しながら授業を行います。いつでも先生に質問でき、生徒側のカメラもオフにすることもできます。またオンライン授業ですので授業合間に自由に時間を過ごすことができるので、必要なときに必要な教材を見直すことができます。

海外の友人をつくるオンライン上のクラブ活動

授業がない時間帯は、オンライン上のクラブ活動に参加することができます。日常的に世界中の生徒と英語を使ってコミュニケーションを取ることができます。今年度、世界中から2,200人以上の生徒がNisaiに入学し日々学んでいます。授業で一緒にならない世界中の生徒ともオンライン上のクラブ活動を通して交流することができるようになっています。オンライン留学では海外の友人ができないというデメリットの部分をNisaiでは、このような形で交流を深めていく場を設定しています。このクラブ活動を活用することで、英語を使ってコミュニケーションを取る場が増えていきます。授業で出る課題によっても生徒同士がメールでやり取りをする機会もあります。このような活動を通して、実際に日本の生徒で「生涯の親友ともいうべき友だちができた」と語ってくれた方もおられました。Nisaiは国境を越えて学び合うグローバルコミュニティを形成しています。