Nisaiを受講したお客様の声

お客様の声-中村魁良

中村 魁良 さん

学年 小学3年生(9歳)
コース NS1 NS2 ホームスクール
Nisaiを受講する前の状況や悩み
小1から公立小学校に通っていましたが、授業内容が物足りず困っていました。それ以外にも、学校の長休み時間には外で遊ばなければいけないと決められているため図書室に行きたいのに行けない、過度に集団性が求められるなど、学校生活の中での制約が多かったので、疑問を感じていました。(ほとんど体育、図工、友達と遊ぶことを目的に学校に通っていました。)
Nisaiを受講したきっかけ
小2の3学期から小3の1学期中盤にかけてコロナ禍で休校になった際、自宅にいても学習を完結できることが分かりました。親子で話し合い、「それであれば別に学校という場所に拘らず、学習は家で効率的に進め、学校外で友達と会えばいいのでは?」という考えに至り、「じゃあ、家で効率よく勉強して、空いた時間でやりたいことをとことんやってみよう!」という方向性に話が進み、小3の2学期からNisaiのクラスをフルで受講することが決まりました。大きな決め手となったのは、レベル別のクラス編成です。Nisaiでは日本の学校とは異なり、年齢別に学年が決まるのではなく、レベルごとに受講学年が決まるため、授業に退屈することがありません。周囲のスピードに無理に合わせることもないので、ストレスフリーに学習できるだろうという期待がありました。
Nisaiを受講して得られた成果
受講スタートして3ヶ月が経ちました。ICT、Science、EnglishはNS1を、MathはNS2を受講していますが、自分にピッタリのレベルで学習できるのと、授業自体も1教科30分でサクサクすすむので、日本の公立校の授業よりも楽しいと言っています。
Englishでは、比喩や頭韻、知覚的表現、文章構造など、基本的な作文テクニックやボキャブラリーを学んでいますが、和気藹々とした雰囲気でありながらも、「話し言葉」と「書き言葉」の違いをきちんと認識し、けじめをつけて学べていることに成長を感じました。
Mathはとにかく楽しいようで、分数、小数、代数、指数、平方根、立方根、最小公倍数、最大公約数などの問題をどんどん解いています。印象的だったのは四則演算の項で、イギリス式やインド式の計算方法を比較しながら教えてもらっていました。本人は、目から鱗が落ちたと言っていました。
ICTでは日本の小学校では教わらないようなことを学んでいます。例えば、パソコンの構造や各パーツの働き、コンピューターの進化の歴史、オンラインセーフティーといった知識から、Word、Excel、PowerPointを使いこなせるようになるノウハウなどです。その中でも印象的だったのは、人の障害度合いによって背景、色、文字の大きさなどを最適化できる機能(personalisation)を学んでいたことです。ユニバーサルデザインとはなんぞやということに、パソコンの実質的な機能を通じて触れられており、素敵だなと感じました。
Scienceはとにかく単語が難しいと言って半分苦しみながら受講しています。ただ、難しいながらも、化学反応、物質の精製方法、化学的風化や生物的風化、人や植物の細胞、受精などについて、日本語でまだ学んでいない0の状態から学んでいるため、内容自体はとても新鮮で楽しいそうです。4教科の中でも特にScienceの内容はノートにまとめないと覚え切れないらしく、慣れないノートまとめにも挑戦しています。公立小学校でも「ノートをとること」自体は行っていたのですが、先生の言う通りにただ板書を書き写すのがルールでした。しかしNisaiの場合はそうした決められたルールがないこともあり、手探りで「後から見た時に分かりやすいノート」を仕上げようと、レコーディングされた授業を聴き直し、試行錯誤を重ねながらまとめていました。そのようにしてノートを取ることが授業の復習になっているようで、9月当初に比べて授業内容を深く理解できるようになってきたのではないかと思います。一生懸命ノートをまとめ、翌日の授業で大活躍できた時のあの嬉しそうな笑顔は、私にとって忘れられない宝物です。短期間でノートのまとめ方がみるみる上手くなってきたのが分かり、本人も何となくやりがいを感じているようです。
成果が得られた理由
子供が個々のレベルに合わせて学ぶことができ、その中で自由に意見を言ったり質問できる環境がNisaiにあるのが大きいのではないかと思います。

公立小学校には、先生から質問しない限り、児童から自由に質問できる雰囲気がほとんどありません。その点に関して、息子はよく、通知表の「話をよく聞くことができる」の部分に三角(=努力しましょう)をもらってきましたが、その理由として「先生が質問している最中にも関わらず、答えを言ってしまう」からだと担任の先生から何度か注意を受けました。確かに最後まで話を聞いてから発言すべきだとは思いますが、もう少し積極性に関する評価がなされても良いのではないかと感じていました。
積極性の評価がなされていないことに関しては、授業参観で強く感じることがありました。学年が上がるごとに挙手する子の数が減っていくのを感じていたのですが、その理由は、先生が普段手を挙げない子に手を挙げさせようとして、普段よく挙手をする子をわざと当てないようにしているため、そのようになっていったそうです。どんなに頑張って手を上げても当ててもらえないのであれば、積極的だった子供達が次第に手を上げなくなっていくのも無理はないと思いました。これは決して先生が悪いのではなく、教育指導要領そのものに構造的な問題があるように感じます。押さえつけるのではなく、解放することによってこそ、知的好奇心が満たされていくのではないかと思うのですが…。底引網のように全員を引っ張り上げることも大切かもしれませんが、これでは子供たちの積極性が萎えてしまいます。
そうした観点から、Nisaiでは自由に質問できる環境が整っているため、子供たちがより生き生きと伸びていけるのではないかと感じています。
Nisaiはこんなところがおすすめ
Nisaiには、学校の授業が退屈なお子さんや、もっと積極的に先生に質問したいお子さんの知的好奇心の芽を育み、グングン伸ばしていける土壌があります。
先生方がとても親切で丁寧に質問に答えて下さいますので、自分からどんどん学んでいきたいお子さんにピッタリのスクールだと思います。ぜひ飛び込んでみて下さい!

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