- インターナショナルスクール
- 2021.10.13
不登校児童の生徒一人一人の「可能性」「得意」を伸ばすオンラインインターナショナルスクールNisai
Nisaiには世界中から生徒が通っています。その多くが不登校に悩んでいた生徒やさまざまなバックグランドを持った生徒です。また25年の歴史の中で、Nisaiで学び「可能性」「得意」を伸ばし、進学を果たした生徒も20,000人を超えました。自宅で教育を受けるホームスクーリング生を含めて今年度だけでも世界で新たに2,200人以上の生徒が入学をしました。日本においても毎月、多くの生徒が入学をし授業に参加をしています。
日本で増加し続ける引きこもり、登校拒否の生徒
日本では不登校の児童生徒が増加傾向にあります。文科省の調査などを見てみると「小学生から中学生まで年齢が上がっていくのにともなって不登校者数が増えている」という調査結果がでています。また不登校児童生徒の数は年々増加をたどっています。Nisaiはもともと不登校の生徒やADHD、ASDなど様々なバックグランドを持った生徒を対象にイギリスでオンライン教育を開始した歴史があります。「どの生徒にも最高の教育を」をミッションに教育を提供してきたNisaiには、どの生徒も質の高い教育を受けることができる仕組みや支援体制が整っています。
不登校を引き起こす要因は過度な勉強、高校受験や進学など理由はさまざま
お子様のおかれている心理としてよく挙げられる項目は「自信が持てない」「漠然として不安がある」「人間関係の悩み」などがあります。またNisaiにお問い合わせをいただく内容に耳を傾けていましても「日本の学校教育の仕組みに合わない」「個性が認められない」「不登校の原因が分からない」など理由はさまざまです。
高校生においてもよく聞かれる理由としては「友人や先生との人間関係」「過度な勉強の環境」「学業不振」など学校生活におけるケースが要因となっていることが多いようです。文部科学省の調査でも下記の要因が上位に挙げられています
国公私立 不登校児童生徒数 | 要因① | 要因② | 要因③ | 要因④ |
---|---|---|---|---|
小学生 53,350人 | 無気力・不安 41.1% | 親子の関わり 16.7% | 生活リズムの乱れ 10.3% | 友人関係の問題 10.2% |
中学生 127,922人 | 無気力・不安 39.5% | 友人関係の問題 17.2% | 生活リズムの乱れ 8.6% | 学業の不振 8.5% |
高校生 50,100人 | 学業の不振 17.9% | 友人関係の問題 17.5% | 家庭生活に起因 15.3% | 学校生活への不適応 13.6% |
発達段階によっても要因はさまざまなことがわかります。しかし、小学生では「家庭に関わるもの」、中学生から高校生では「学業不振」や「友人関係」が中心となっているようです。
最近話題のフリースクールとは?
最近ではホームスクーラーと呼ばれるホームスクーリング生やフリースクールに通う生徒が増えています。フリースクールとは、何らかの理由で学校に行きたくない、行けないという不登校の小中高生を受け入れているスクールのことです。不登校や引きこもりだけでなく、ADHDやASDなどさまざまな事情で学校に行くことができない児童や生徒に、教育環境を提供しています。
NPO法人やボランティア団体など民間で運営されていることが多く、教育方針やカリキュラムなど、それぞれのスクールで内容は異なります。
2020年の調査によると、小中学校の不登校児童の生徒数は18万人以上となり過去最多となっています。上記でも紹介しましたが年々増加し続けているのが状況です。こういった結果から、国でも不登校児の受け皿の一つとなっているフリースクールの重要性を認めています。フリースクールには費用や学習レベルの問題などデメリットもありますが、多くのメリットもあります。フリースクールのメリットとデメリットを見ていきましょう。
フリースクールに通うメリットを紹介
NO. | メリット |
---|---|
メリット① | 学校の現場経験のある先生が担当してくれる |
メリット② | 少人数制で手厚いサポートを受けることができ |
メリット③ | 同じ境遇の生徒との出会いと居場所がある |
メリット④ | 学校に行かなくても学習ができる |
メリット⑤ | 対面での学習に参加できる |
メリットを見てみると、少人数制で個人に焦点を当てて学習やサポートをしてくれることがわかります。また無理に学校に行かなくても教育が受けられるというのも大きなメリットの1つです。同じ境遇の生徒との出会いがあり、新たな友人が作れるのも魅力的です。
フリースクールに通うデメリットを紹介
NO. | デメリット |
---|---|
デメリット① | 費用がかかる |
デメリット② | 生徒数が少ない |
デメリット③ | スクールによっては学校の出席扱いにならない |
デメリット④ | 進学するための学力に足りないことがある |
デメリット⑤ | 高校卒業資格は得られない |
フリースクールを卒業した生徒は公立学校、通信制高校、作業所、大学進学、フリーターなど進路は様々のようです。フリースクールは基本的に入学要件がないので誰でも入れます。学校のように時間割が決まっていることも少なく比較的規則も緩いのが特徴です。
生徒の気持ちや考えを大事にしながら学習や生活をサポートしてくれるので、義務教育である小学校や中学校であれば生徒に負担をかけることなく卒業ができます。その反面、高校卒業の資格は取れないというデメリットがあるので、中学校卒業扱いとなりフリースクールに通っていても就職や進学は難しいのが実情と言われています。
フリースクールとNisaiとの学費を比較Nisaiは学位が取得できるのに、授業料はとてもリーズナブル!
文科省の調査によるとフリースクールの授業料と入会金は下記の表の通りとなります。
【フリースクール会費(授業料)】(n=262)
区分 | 団体・施設数 | 割合(%) |
---|---|---|
〜5,000円 | 25 | 9.5% |
5,001円〜10,000円 | 15 | 5.7% |
10,001円〜30,000円 | 100 | 38.2% |
30,001円〜50,000円 | 95 | 36.3% |
50,001円以上 | 27 | 10.3% |
月の授業料は平均額が33,000円となっています。
【フリースクール入会金】(n=194)
区分 | 団体・施設数 | 割合(%) |
---|---|---|
〜5,000円 | 27 | 13.9% |
5,001円〜10,000円 | 36 | 18.6% |
10,001円〜30,000円 | 61 | 31.4% |
30,001円〜50,000円 | 35 | 18.0% |
50,001円〜100,000円 | 11 | 5.7% |
100,001円以上 | 24 | 12.4% |
入会金の平均額は約55,000円となっています。
【フリースクールとNisai 授業料及び入会金の合計費用 比較】
機関名 | 授業料(月額) | 入会金 | 年間合計 |
---|---|---|---|
フリースクール | 33,000円 | 55,000円 | 451,000円 |
Nisai (NSコース) | 37,400円 | 22,000円 | 470,800円 |
※NisaiではNSコースにおいて平均2科目を受講される方が多い
Nisaiの授業料は1科目、月額22,000円(税込)となっているため、2科目とっても月額37,400円となります。また科目は自分の興味のあるものを1科目から選択できるようになっています。入会金と合わせてもフリースクールの年間費用とさほど差がないことがわかります。
Nisaiの教育は小学生~高校卒業までケンブリッジインターナショナルが定めているカリキュラムに沿って完全オンラインで実施していきます。オンラインのケンブリッジインターナショナルスクールであるため、地域に最適な学校がなくても、自宅で手軽にインターナショナル教育を受けることができ、国際的な卒業資格(学位)も取得することもできます。この学位は世界の教育機関だけでなく日本国内でも「高校卒業資格と同等」に認められているため日本の大学も受験することができます。そう考えるとNisaiの授業料は他の卒業資格が取れる学校と比べても低価格と言えます。
ケンブリッジインターナショナルについては、こちらをご覧ください。
小学生からの入学にLower Secondary(11歳~)のNSコース
小学生向けのNS1~3プログラムは11歳-14歳を対象としたコースです。それぞれの学習プログラム(NS1、NS2、NS3)はイギリスのカリキュラムに従い、キーステージ4(IGCSE)に進むための準備をするように設計されています。英語、数学、サイエンス、ICTの4教科を通した海外式の教育により、効率よく生徒のスキルと理解力を伸ばしてきます。学習の目的に合わせて科目は選択できるようになっています。どの科目も英語で学習します。そのため英語が言語ツールとして使えるようになり、子どもたちにとって強い武器なっていきます。早い時期から受講をおすすめしています。飛び級の制度により能力があれば幼稚園、小学校低学年でも受講が可能です。
NSのコースではIGCSEの受講に向けて科目の深い理解はもちろんスキルアップやエッセイの書き方など準備をしていきます。
中学生からの入学にイギリスの義務教育修了を証明する学位が取得できるIGCSEコース
IGCSEプログラムは14歳-16歳(中学校生)を対象とした2年間のケンブリッジインターナショナルコースです。それぞれの学習プログラムはイギリスのカリキュラムに従い、キーステージ5 AS and A-Level(高校生コース)に進むための準備をするように設計されています。授業はAll Englishでのオンラインのライブ授業になります。IGCSEは国際的にも最も人気のある国際資格(イギリスの義務教育修了を証明する学位)でもあります。IGCSEの資格は日本の中学3年生〜高校1年生修了に相当します。
バカロレアを採用しているインタナショナルスクールなども、IBDPの前段階の中学部でケンブリッジIGCSEを採用しているところもあるほどです。IGCSE資格をもっていると海外大学進学や就職の際も力を発揮するものとなっています。
高校生からの入学に国内大学だけでなく海外大学への進学ができるAS and A-Levelコース
Cambridge International AS & A Levels (Aレベル)は教育、大学、就職への成功のパスポートとして認識されています。Cambridge International Advanced Subsidiary Levels(AS Levels) と Cambridge International Advanced Levels(A Levels) は高等学校の2年間で受験する科目別の資格試験です。A-Level(Aレベル)プログラムは大学教育を受ける前の16 ~19 歳(高校生)を対象とした2年間のプログラムコースとなっており、AS Level プログラムの修了には前半の1年間、A- Levelプラグラムの修了 にはASプログラムをあわせた計2 年間の受講が必要となります。評価や国際資格試験は各プログラムの年度末に行われます。
このA- Level国際資格はヨーロッパ、アジアやアメリカなどを含む世界中の大学から承認され、入学資格として認められています。 AS & A Levels (Aレベル)は大学1回生の基礎教養科目に相当する学びまで深めていきます。
Nisaiに在籍する日本の生徒のおよそ3分の1は、学校から転校してホームスクールをする生徒
Nisai (日本) | パターン① ホームスクールとして 通う生徒 | パターン② 国内学校に通いながら アフタースクールとし 通う生徒 | パターン③ インターナショナルスクールに 通いながら アフタースクールとして通う生徒 |
---|---|---|---|
割合 | 23% | 64% | 13% |
日本では当初、パターン②の学校に通いながらアフタースクールとして通われる生徒さまからの問い合わせが多くありましたが、国内でNisaiの知名度が上がってきたことに伴い、パターン①のホームスクーリングをご希望される生徒の保護者さまからの問い合わせが増えてきました。フリースクールに通うかNisaiに通うかを検討されることが多くあります。
パターン①の入学者数が増加してきている理由としては「国際的な卒業資格(学位)が取れるので子どもの将来も安心」「インターナショナル教育が手軽に家でも受けることができる」「英語力だけでなく学力もしっかりとついていくので進学もできる」「日本にとどまらず世界の生徒と学び合えて価値観が広がる」などがよく聞かれます。
また実際に入学された生徒さまの様子を聞いても「見違えるように生き生きとしています」「楽しく受けることができています」とNisaiの教育システムがどの生徒さまにとっても受けやすく、質の高いものとなっていると言えます。
受講に必要な英語力を紹介
Nisaiは学習者の能力に合わせて最適なプログラムを提供・提案をしています。まずは担当者がヒアリングやアセスメントテストを行い、学習者の現在地を把握したうえで、目的や目標に合わせてプログラムやクラス配置を行っていきます。下記に受講に必要な英語力の目安を掲載しています。入りたいプログラムの英語要件が足りない場合でも、まずはCEFRやBoosterコースを受けて英語力を養成した後、目的のコースへ入学される生徒様も多くおられます。
コース | 必要な英語力 | 換算:英検 |
---|---|---|
Units of Sound Eツール | 要件なし | なし |
初級者向け英語力育成 CEFRコース | CEFR A1 下位 | 英検5級程度 |
NS Boosterコース | CEFR A1 上位 | 英検3級上位~準2級下位 |
NSコース | CEFR A2 | 英検準2級上位 |
IGCSE Boosterコース | CEFR A2 上位 | 英検準2級上位~2級下位 |
IGCSEコース | CEFR B1 | 英検2級 |
AS Boosterコース | CEFR B1 上位 | 英検2級上位~準1級下位 |
AS&A- Level | CEFR B2 | 英検準1級 |
英語要件が足りない人でも大丈夫!英語力維持や育成を目的としたCEFRコースがあります!
グローバル基準の英語の4技能を効率よく身に付けていくには、CEFRコースがおすすめです。海外就職やキャリアアップのために英語を学びたい社会人の方、 世界に通用する英語力を身に付けたい小学生~大学生、大人の方まで多くの方に経験豊かなNisai(ニサイバーチャルアカデミー)の講師がプログラムをご提供いたします。このコースはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの英語スキルの向上に重点を置いています。学習の内容は、公的、個人的、教育的、職業的トピックに関連する実際の状況に基づいて行われます。それぞれのコースは、学習者が必要とする英語の習熟に向けて力をつけていくように設計されています。
国内の英会話スクールでは満足ができない方、学習に向けた4技能をしっかりと付けていきたいという方に人気のコースとなっています。
Nisaiの提唱するプログラムはCEFRレベルと同等のものを提供します。CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)はIELTSの代替手段であり、A1レベルからC2レベルまでNisaiで習得することができます。Boosterを受ける英語要件に達していない方もCEFRプログラムを受講して英語力をつけて入学をしています。
Nisaiは世界で20,000人以上の高校進学や大学進学をサポート!英語学習だけでなく、卒業後の大学受験(進学)に必要なA- Level国際資格まで取得ができる。
Nisaiでは25年間、様々なバックグランドを持った生徒に教育を提供し、それぞれの思い描く未来へ進む支援をしてきました。2019年度ではA- Level国際試験においてNisaiに通う72%の生徒が上位から2番目の”A”ランクを取得しています。またドロップアウト者を出したことがないというのも私たちが誇りとする支援体制です。このことからもNisaiの教育の質の高さが分かります。「どの生徒にも最高の教育を」をミッションとし、常にNisaiは質の高い教育と学習者1人1人の状況に合わせた課題や授業提供を心がけています。
不登校のお子様の中にはアフタースクールやホームスクールとしてもNisaiオンラインインターナショナルスクールをご利用いただいている方が数多くいらっしゃいます。
授業システムも顔が見えないシステムを採用しているため「不安」を抱いている生徒にとっても安心して受講していただけます。体験授業も実施していますのでお気軽にお問い合わせください。