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インターナショナルスクールの卒業資格
  • インターナショナルスクール
  • 2021.9.8

国際資格として認められた卒業資格がとれるオンラインインターナショナルスクールNisai Global School

日本で認められた卒業資格が取れるのは、文部科学省の学習指導要領を行っている一条校のみ!?

文部科学省で考えられたカリキュラム、学習指導要領

文部科学省が出しているカリキュラムのこと学習指導要領といい、公立、私立問わず、日本語で授業が行われている学校のほとんどがこちらのカリキュラムが使用しています。さらに、インターナショナルスクールでも学習指導要領で学ばれているケースもあります。

一条校として認められた学校とは

日本で認められた卒業資格を取得するためには、一条校として認められる必要があります。一条校というのは、学校教育法第一条に属している学校のことです。

”第一条 この法律で、学校とは、小学校、中学校、高等学校、大学、盲学校、聾学校、養護学校及び幼稚園とする。”

ー学校教育法(昭和二十二年三月二十九日法律第二十六号)

小学校、中学校、高等学校、大学、盲学校、聾学校、養護学校及び幼稚園など、日本の教育施設は、文部科学省で定められた学習指導要領に沿って、授業を進めています。学習指導要領に沿って教育課程を行っている学校が一条校として位置づけられます。なので、インターナショナルスクールにおいても、学習指導要領を使った学びの場であれば、一条校になります。現在インターナショナルスクールの一条校は、幕張インターナショナルスクール、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢、など数校存在しています。

国内大学進学可能なカリキュラム

一般的に日本で取得できる卒業資格は、国内大学で通用するものです。東京大学、京都大学、北海道大学、慶應義塾大学、国際基督教大学(ICU)、APU(アジア太平洋大学)など、日本にある大学・学部に対応している卒業資格です。

海外大学進学のために必要な過程

日本の外に目を向けてみると、こちらは残念なことに日本の教育指導要領で取得した卒業資格は海外大学入学を認められていません。その結果、どれほど優秀な高等学校を修了していたとしても、海外大学に直接アプライすることは認められていません。海外への道を志望する学生は、高校で優秀な成績を収め、SAT、TOEFLを習得する必要があります。

※成績証明書を取得する必要があります。大学進学はどの年齢においても開かれた門ですが、高校の成績は卒業後5年以内に学校に直接申請する必要があるので、期限に気をつけてください。

帰国子女や日本の学校になじめない先に考えるインターナショナルスクールへの編入

国際的評価団体認定外国人学校(ACSI WASC CIS)

独自のカリキュラムを持つインターナショナルスクールの場合、この3つのどれかに属していると、国内海外問わず、大学進学が可能です。ACSI CIS WASCそれぞれイギリスとアメリカに本部がある教育機関であり、学校として十分経営できていると国際的に認められている学校になります。

※国内大学においても、文部科学省が大学への門戸を開くために、大学進学が認められています。

ACSIキリスト教学校国際協会(Association of Christian Schools International)イギリスに本部500以上のメンバー学校と400の大学を包括する12年の課程を修了した18歳以上の者には、大学入学資格が認められている。
CISインターナショナルスクール会議
(Council of International Schools)
イギリスに本部世界101ヶ国・100万人以上の生徒が在籍12年の課程を修了した18歳以上の者には、大学入学資格が認められている。
WASC米国西部地域私立学校大学協会
(Western Association of Schools and Colleges)
アメリカに本部カリフォルニアを含む太平洋エリア、東アジア地区を担当地区とし、カリフォルニア州教育委員会、カリフォルニア保護者会等、教育に関係する26団体から構成12年の課程を修了した18歳以上の者には、大学入学資格が認められている。

アメリカンスクール・イン・ジャパン(東京)などの国際評価機関の認定校で12年の履修を修了している18歳以上の者であれば、大学入学資格が認められているのです。インターナショナルスクールで学んだ生徒の半数以上は、学校の卒業資格を持って海外大学に進学しています。

帰国子女の編入schools

帰国子女で海外の学校から日本の学校への編入を考える場合、海外の学校が国際教育機関から認可されていれば、国内でも同じように国際的に認められたInternational schoolに編入すると、多少のカリキュラムのズレが生じる可能性はありますが、高校卒業資格、国内・海外大学入学資格ともに取得することができるでしょう。

日本式の学校から海外式の学校へ編入

日本語で他教科を扱っている公・私立の学校からインターナショナルへの編入の場合には、カリキュラムのズレが生じます。ズレ事態を補うことはBoosterコースや英語特化コースなどを受講することでクリアできると思いますが、ACSI CIS WASC認可校での高卒資格取得には12年の課程が必要であるため、難しいのではと思います。各種学校ごとに規定が違うはずなので、直接学校に問い合わせるのが適当です。

IB認定校で取れる海外への切符

海外大学進学への道の一つとして、バカロレア認定校に編入することが考えられます。国際教育機関として名高いバカロレアの卒業資格は、どこにいってもおおよそ通用する海外への切符となることでしょう。しかし、最後までよく吟味したい点は、世界的に認められているということは、それだけハードな道ということです。バカロレアを受講している世界中の中高生は、寝る間も惜しんで勉強しています。必修科目が広範囲であることもひとつの要因となっていますが、進級できずにドロップアウトしてしまう生徒があとをたちません。

バカロレアについて、詳しくはこちら

高卒のその先は、大学進学、外資系、国内企業、企業する、学歴よりも能力歴

学校として認められない学校

フリースクールやオルタナティブスクール、モンテッソーリ校など、国内には様々な理念を持った学校が存在しており、家庭の教育理念にマッチする場所を選べるように国内でも少しずつ教育の波が起こっているように思います。しかし、公的にはこれらの学校は一条校として認められていないため、実際通っている学校はフリースクールだが、籍のみ地域の公立学校におくという扱いになります。

義務教育修了の中学校がキーポイント

生活の基礎を学ぶ小学部の段階で他の学校に編入することはそれほど難しいことではなく、地域の学校の在籍を証明できていれば、卒業証書を授与されますし、様々な能力の伸び率が高い発達段階だからこそ柔軟に適応することができます。学年があがり、義務教育課程の中学部では、高等部への重要なステップとなるため、中学に相当する年齢から子供の将来の学歴につながる学校を探される保護者の方も多いことと思います。

高卒認定試験で、高校卒業資格を取得

今まで述べてきた学校(一条校か、国際教育機関に認められたschools)への編入を希望される場合、高校卒業時には、認定試験を受ける必要があります。試験に合格してはじめて高卒認定を受ることができ、高校卒業資格を取得できます。高卒認定は、日本の大学への進路を開くために用意された仕組みなので、海外に行きたい場合は、別の選択肢を考えていきましょう。

大学受験に向かう日本の教育プログラム。これで大丈夫か、日本の英語教育

学歴では判断できない自立して稼げる力

子供が将来をどのように創っていくのか、親は子供とともにはげみ、前進する中で未来図も描いていることでしょう。どこまでいっても親と子の関係は変わることなく、親が子を案じる気持ちも続いていくことでしょう。子供が一人立ちする時、それは子供が自ら興味のある進路を決め、自立して稼げるようになることといえます。

グローバル時代に持っていたい能力

「はじめて出会う場所で自分がどのように動いたらいいのか分かる。」新たなものを立ち上げ、経営者として生きる上に大事にしたい指標です。子供たちが成長した20年後の未来には、今はまだ存在していないことがあふれた世界になっています。自身の経験から冷静に分析し、情熱を持って仕事に取り組む姿勢が社会で必要とされ、また、人生を豊かにすることでしょう。

非グルーバル化につながる国内受験のみに意識を向けられた教育プログラ

日本の多くの教育機関(学校、塾、家庭教育、、)は、お受験に姿勢を正し、子供時代の多くの時間を点数を取るための教育に変えていきます。受験で点を取ることで得られる力ももちろんありますが、日本に留まっていてはもったいないのです。外国に出て、世界に出ることで知る日本の良さ、厳しさは、経験した人にしかわかりません。

使えない英語能力

日本の英語教育も大きく変わっていっている最中ではありますが、やはり現場では正解至上主義の文化が根強くあります。Reading,Writingに比重を置いている教室では、Speaking,Lisningがおろそかになっています。悲しいことに、それらの教育はこれほど一生懸命勉強し、能力を十分にもっている生徒たちを「読めるけど、話せない。」海外進出が難しい英語力にしてしまっているのです。

幼稚園から大学までの教育カリキュラムを持つケンブリッジ国際。日本の義務教育修了時にもらえる卒業証書とケンブリッジ(IGCSE)修了時にもらえる卒業証書の大きな違い

ケンブリッジ国際とは

ケンブリッジとは、5歳の就学時〜19歳の大学1年生までの教育プログラムを形成している国際教育機関のことをいいます。ケンブリッジ大学で体系的に作られており、2019年9月時点でアメリカ、イギリスを中心に約160カ国10,000校の学校で認可され、100万人の生徒が学んでいる世界最大級のカリキュラムです。また、ケンブリッジ認定を受けた高等部卒業時に取得可能な資格をA-levelといいます。

ケンブリッジA-levelについて詳しくはこちら

国際資格として価値の高い資格、IGCSE,A-level

日本の義務教育修了時、つまり中学校を卒業する時点で、もらえる卒業証書ですが、ケンブリッジの卒業証明書は、自ら興味を探求する中で自己を自覚し、表現していく中で評価が決まります。授業態度や課題など求められる学力が備わっているとみなされて、卒業証書が授与されるので、決して入学できたからといって、自動的に発行されるものではないのです。

中学卒業時に取得する卒業資格比較

カリキュラム過程卒業資格特徴
日本学習指導要領義務教育修了修了証明日本国内で通用
世界ケンブリッジ義務教育修了IGCSE修了証明世界中で通用
世界中で通用するケンブリッジIGCSE修了証明

履歴書に書くほど成果が大きい資格A-level

A level certificate
A level certificate

生徒の勉学の結果で手に入れることができるケンブリッジのAレベルは、希望する就職先の履歴書にも書いて高く評価されるほど、社会で広くその成果が認めれれています。A-level=Advanced level(上級レベルコース)では、A+からEまでのどこかに成績評価がつきます。この成績結果を持って、海外大学・学部に申請します。例えば、オックスフォード大学の数学学部を志望する場合には、A+A+Aの3つを取得している必要があり、数学は必修科目。必修科目の数学は、A+を求められています。

卒業後目指している進路は、日本の大学?それとも海外の大学?

国内と海外、どちらの選択肢も選べるために必要な英語能力

選べるキャリア選択

お子さんの将来像をうかがった時、「日本の大学、海外の大学、どちらの選択肢も選べるようにしてあげたいので、そのために英語レベルを強化する必要がある。」とのお声をいただきます。本当におっしゃる通りだと思います。小学生、中学生の段階で海外に進むと決めている子供はほとんどいないと思いますし、興味、関心もこれから言語化されていくことでしょう。

英語で開く、未来の扉

英語で他教科を受ける力があれば、日本を含め、世界の教育に触れる機会が開かれます。学問は英語で論文が書かれていることがほとんどです。研究の進路、企業に携わる進路、いずれにしろ英語力の差で将来の選択肢の幅が大きく左右されます。どちらかに限定された未来よりも、どちらでも子供が選択したいタイミングで選べることが望ましいです。

国籍不問。国際資格としての卒業証書取得可能なNisai Global School

Nisaiは、世界ではじめてケンブリッジから認定を受けた完全オンラインのインターナショナルスクールです。IGCSE,A-levelと、国際基準の卒業資格をオンライン授業で手にすることができます。体験した人にしかわからない、日本では味わうことがない感覚。実際に起こっている社会の課題(SDGs)を織り交ぜた思考力を鍛える先生からの問い。ひとたび学校にログインすれば、その先には待っているのは、多国籍のクラスメイト。ネイティブの先生から英語を使った専門分野のライブレッスンをぜひ体感していただければと思います。

Nisaiのコースと教科内容

ケンブリッジカリキュラムのコースと教科

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