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  • バカロレア
  • 2021.10.13

バカロレア資格を取得して、海外進学。世界共通の国際バカロレア資格とバカロレアの厳しさ

IBとは?海外進学を選ぶメリットと失敗

そもそもバカロレアとは?

国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が発信する国際的なプログラムのことをいいます。国際バカロレア(IB:international Baccalaureate)は、1968年未知な出来事が増えていく複雑な世の中を渡り歩き、人生を楽しんで進むとともに、社会や環境、文化、芸術、音楽に目を向け、科学的に筋道を立てて、地球と社会に貢献できる人材の育成、未来へ責任ある行動をとる態度とスキルを身に付けることを目的として設置されました。

IBとは?試験通過で手にする国際ディプロマ

IBとは、バカロレアカリキュラムを修了して、取得できるディプロマ(高校卒業資格)のことをいいます。バカロレアのカリキュラムにおいて高校課程2年間を修了し、バカロレア最終試験を受け、その合否によってバカロレアIBを取得することができるのです。

高校2年間(DP)修了で必ず取得できるIB!?

バカロレアのカリキュラム課程には、年齢に合わせて3つのプログラムが組まれています。「PYP(プライマリーイヤーズ・プログラム」、「MYP(ミドルイヤーズプログラム)」、「DP(ディプロマ)」です。

略称プログラム名対象年齢日本の学年
PYPプライマリーイヤーズ3〜12歳幼稚園〜小学校4年生
MYPミドルイヤーズ11〜16歳小学校5年生〜高校1年生
DPディプロマ16〜19歳高校2〜3年生

この過程の通過ゴールは、高校卒業時に、IBのディプロマを取得することです。学習者は、これまでに自分の信念をもって生きるための知識や社会で自己実現を叶えるための表現力やコミュニケーション力などを長い期間を経て、学びぬきます。

日本の学校で使われているカリキュラム(学習指導要領)が小学部・中学部・高等部と全て連続されているように、IBもまた、高校過程を履修するだけで取得できるような甘いものではありません。日本で一般的に授業で学ばれている総合的な知識や思考力に加え、プレゼンテーションや小論文も必須科目となっています。6つの分野に渡る学習範囲は、広範であり、IBコースの学習者像が求める「探求できる人」「思いやりのある人」「心を開く人」など、学習を通して、自分を鍛え、人間性を磨いて自己の形成をすることが望まれています。

海外進学のメリットと選択の失敗

日本の学校においては、進学先は日本で学位の取れる学位のみになります。学校外での勉強を相当積んでいない限り、日本の学校に通いながら多言語を習得することは、容易なことではありません。なので、国内のバカロレア認定校など海外カリキュラムが学べる教育機関はとても貴重な外国語を使って他の教科を学べる機会です。論文や企業の量は、圧倒的に日本語よりも英語の方が多く存在しており、手に入れられる情報量の差が明らかです。一方で、海外進学を決める際に気をつけたことは、”計画性”です。いざ飛び込んでみたが、相当するレベルが自分とはかけ離れていた。何年後がゴールになるのかわからない。少しの無理は必要ですが、現在の自分と学習内容との乖離が続いてしまうと、やる気を喪失し、希望を失ってしまいます。

将来海外へのルートを創ろうと思っている保護者や高校生は、目標を達成するために、ロードマップを準備して歩むことがよいでしょう。

日本におけるバカロレア認定校・候補校と教員資格

バカロレア認定校は、合計130校、候補校は、37校

国際バカロレア認定校・候補校は、年々増加しており、2021年3月末時点で167校あります。DP認定校の数が一番多くて57校、次に多いのがPYP認定校の49校となっています。2013年度の合計39校から比べると、4倍の数になりましたが、それでも他国のバカロレア認定校との差は開いています。

認定校・候補校種Grade日本の学年
候補校数37
PYP認定校49K1〜Grade5幼稚園〜小学校4年生
MYP認定校24Grade6〜10小学校5年生〜高校1年生
DP認定校57Grade11〜12高校2〜3年生
合計167

>バカロレア、IB、PYP、MYP、DPについてくわしくはこちら

2019年3月の時点で、世界153以上の国・地域で約5,000校が国際バカロレア認定校となっています。

バカロレア認定校の教師は、国際バカロレア教員資格が必要

Baccalaureate teacher

バカロレア認定校を目指す学校は、候補校であるうちに、バカロレアを教えられる教師の発掘に励む必要があります。しかし、担当教師の育成には難航を示しています。

①一条校に通った日本人がバカロレア認定校教師を目指す。

バカロレア教員になるためには、定められたワークショップや大学研修を受けなければなりません。教員採用試験のような大規模試験はありませんが、国内で5つあるIB養成大学に通うことが求められています。概要は、バカロレアの核であるTOK(Theory of Knowedge、知の理論を教える場合、TOKの研修など、見識の深さと視野の広さを養うことができます。

②特別教員資格を取得して、海外の先生がバカロレア認定校教師を目指す。

日本の大学で教員資格取得のために授業を履修し、教員採用試験を受けていなくても、日本の学校で教鞭を取れる方法があります。専門分野で秀でているスキルを持ち、一定の時間非常勤講師として学校勤務をしている教師を各自治体を通して特別に採用しています。

バカロレア認定校、教師の確保が難しい理由

教員資格を持つ多くの教師は日本の一条校で教育プログラムを修了してきています。海外の教師が日本の学校で教鞭を取ること難しいように、バカロレア過程で学生と同じように学んできていない日本人教師がバカロレア認定校の教師になることは、教師にとっても、生徒にとってもナンセンスなことです。また、外国人教師もIBに特化した先生は世界でも限りがあります。レアな得意を持った先生は、どの現場でも引く手数多。より良いキャリアを求めて、学校を転々とされる傾向があります。以上のことから、バカロレア認定校の教師は実際にバカロレアの授業を受けてきた国内外の生徒が先生になることが望ましいのです。今後数年後には進出されていることを期待したいです。

イギリスやアメリカで資格認証されている国際バカロレア資格

ディプロマ授与

『IBの使命』違いを認め、共感する心で学び続ける人材の育成

平和社会の繁栄と、あらゆる困難な人生の課題にも立ち向かう挑戦心、知識、思いやり、探究心の育成を目的として、国際教育プログラムと厳しい評価のある仕組みの開発に取り組んでいます。IBプログラムは、違いをよりよいものと理解し、自分と考えの異なる人々にもそれぞれの美しさがあることを認められるバランスのある人材育成を重視し、共感する心を持ち、充実した人生を歩めることを目指しています。

IB生が嘆く、バカロレア資格試験の難易度の高さ。

DP(Diploma Program) は、2年間の教育プログラムを経て、最終試験を合格することで海外大学入学資格(国際バカロレア資格/IB)を取得できます。国際バカロレア資格を取得するには、DPカリキュラムを全て履修し、内・外部評価から45点満点中、基本的に24点以上のIBスコアが必要なのです。さらには、6分野中少なくとも3つはHL(higher level)を選択する必要があり、加えてEE(卒業論文)を作成することが求められています。最終試験の評価基準は高く、IB生の中でも厳しき門として語られています。

IBディプロマの授与がバカロレア生の中で崇高化される理由は、それだけ取得することが難しいことにあります。DPの最終試験までたどり着ける生徒はツワモノ。MYPからDPに進学できずにドロップアウトしてしまう人は、半数近くいると言われており、その先の進路に悩みます。

必見!英語資格、ディプロマの取得方法。バカロレア認定校に入学しなくても海外大学に進学できるNisai

海外進学といえば、バカロレアで卒業資格を取得することを考えられる保護者の方は、多いかもしれません。しかし、世界では、ケンブリッジ国際プログラムがイギリス、アメリカを中心にバカロレア以上に普及しています。ケンブリッジ国際認定は、5〜19歳を対象に4つの教育課程があり、世界で約160ヵ国、10,000校で学ばれている国際教育プログラムです。
>バカロレアとケンブリッジの違いについてはこちら

英語資格、ディプロマをNisaiで取得するメリット

完全オンラインのインターナショナルスクールNisaiは、世界ではじめてケンブリッジからオンラインでの授業提供を認められた学校です。”質の高い教育を誰にでも”発案から25年、設立当初に掲げた価値を貫いています。

Nisaiの特徴

①圧倒的な費用の安さ

バカロレア認定を受けたインターナショナルスクールで授業を受けたい場合、学費や施設費用など全てを合わせて年間200万円以上かかります。Nisaiでは、年間75万円の費用でA−level取得に必要な科目が履修できます。

②柔軟に選択できる教科

バカロレアが6分野+様々な表現活動や奉仕活動(CAS)が必要なことに対して、Nisaiのケンブリッジでは英語、数学、Science(日本の理科に近い科目)、経済学(IGCSEコース/中学校)から生徒の希望に合わせて1教科からの受講ができます。

③国内外共通のディプロマ取得

2つ以上のスクールや塾、高卒試験などを経て高卒認定を手にするスクールが多い中、Nisaiではケンブリッジを導入、認定されています。国内外の大学進学で通用するディプロマ(A-level)の取得が可能です。

④イギリスのカリキュラムを気軽に自宅から受けられる

完全オンラインのスクールのため、時間をかけて遠方まで通う必要がありません。過ごしやすい環境となっている自宅でイギリスやブルネイの先生から本場の授業を受けることができるのです。

online education
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⑤クラスメイトと活発に交流できる環境

Nisai生徒は、教室内での生徒同士のブレイクタイムを楽しみにしています。実際に、一対一では緊張して伝えたいことを伝えられなかった経験を持つ生徒も、子供同士の教え合いや励まし合いを通して言いたいことが言えるようになった喜びを感じています。

⑥徹底的な個別サポート

Nisaiは、イギリスで当時課題となっていた不登校や発達障害の子の教育の機会を創るため、完全オンラインという形をとって、スタートした学校です。現在も変わることなく、今度は日本国内で地域の学校では自分の能力を最大限生かせていない子どもたちのために個人にあったサポートを続けています。

幼稚園からインターナショナルスクールに通っていた方へ。CEFRコース

オンラインで授業を提供する特徴上、ケンブリッジのカリキュラムは小学校5年生の知識範囲からのコースを用意しています。小学校1年生から4年生までの子にも学習の機会を創りたい、Nisaiで英語0ベースからでも海外への道を開けられるよう、CEFR A1コースを用意しています。また、小学校2年生のお子さんからオンラインの本格授業に参加されていますので、年齢に不安を感じられた場合にはまずは、ご相談下さい。

無料体験を実施しています。お問い合わせ、入学までのプロセスはこちら

偏差値の高い高校だから海外進学ができるわけではない。

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日本の教育が世界に称賛される点

日本の教育は、そうじや給食での食育指導など、生活スキルを学べる機会があり、世界各国から注目されています。規律正しく、他者と協調して集団生活を送れる。こういった生活習慣がおしなべて身についているところから、犯罪率の低さ、クリーンで安全性の高い日本を作ることができています。

世界大学ランキング、トップ100のうち2校のみ

日本語の持つ深さや閉鎖的な文化的側面から、日本では他国と比較すると英語教育が著しく遅れており、英語を使って分析、表現できる人材の輩出が難しい状況にあります。世界大学ランキングを見ると、日本トップレベルの東大36位、京大54位とトップ100中2校にのみにとどまっており、日本国内の大学では、世界基準で秀でている学科、学部の期待ができません。米国37大学、英国11大学と多くを占めるのが実践的な研究、フィールドワーク、学生同士の盛んなディスカッションができる大学が選ばれています。

これは、大学のブランド力がないだけでなく、問題解決思考を養うための授業を提供できていないことを意味しています。

本当に、日本人の能力がないの?いえ、そうではありません。能力を伸ばすための機会や環境、システムが整っていないのです。世界中どこを見渡しても、子どもは素晴らしい知的好奇心にあふれており、子供の持つ能力は無限大です。

日本の大学に”のみ”進学できる日本の高校(一条校)

文部科学省が制定するカリキュラム・教科書で学ぶ学校を一条校と言います。一条校の高校で授業を受けた生徒は、日本の大学にのみ進学することができます。つまり、一条校の成績証明修了書だけでは、海外大学への進学は望めないのです。ここが海外と大きく違います。国際バカロレア認定校やケンブリッジ国際認定校など世界共通のカリキュラムを使っている学校で授業を受ける生徒は、世界中どの大学への進学も保証されるのです。(一部例外あり)もちろん、日本の大学も含まれます。

入試変革が進めば、日本の教育は変わる。そうはいえど、子供の成長は、制度改革よりハイスピードです。受験・入試のための勉強より、グローバルに生きていくスキルを身につけて、創造性を伸ばしていきたいものです。

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